サンヨーナゴヤが大幅続伸、１７年８月期業績は計画上振れで着地

　サンヨーハウジング名古屋<8904.T>が大幅続伸し、６月５日の年初来高値１１７５円を一気に更新している。１０日の取引終了後に発表した１７年８月期連結決算が、売上高３７１億９１００万円（前の期比７．２％増）、営業利益１７億７００万円（同２４．９％増）、純利益１２億８３００万円（同５０．７％増）となり、従来予想の営業利益１４億７５００万円を上回って着地したことが好感されている。

　引き渡し棟数が順調に増加したことが貢献した。なお、１８年８月期の連結業績予想は、売上高３８８億４５００万円（前期比４．４％増）、営業利益１８億２３００万円（同６．８％増）、純利益１３億４８００万円（同５．１％増）と、連続増収増益を見込んでいる。

　同時に、株主優待制度を導入すると発表しており、これも好材料視されているようだ。毎年８月末時点で１単元（１００株）以上を保有する株主に対して、一律でクオカード１０００円分を贈呈するという。

　さらに、２０年８月期を最終年度とする中期経営計画もあわせて発表しており、最終年度に売上高４４５億５２００万円、経常利益２５億２２００万円（１７年８月期１９億１３００万円）を目指すとしている。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）