伊勢化はリチウムイオン正極材で商機広がる、株価は解散価値を依然4割下回る水準
伊勢化学工業<4107.T>がマドを開けて大幅高、一時10%近い上昇で580円まで駆け上がる場面があった。ヨウ素生産量では国内トップで世界でも屈指。放射能対策銘柄としての側面を持つ。しかし、市場が注目するのは、同社がコバルト系などの金属化合物を手掛けていることであり、リチウムイオン電池正極材向けで今後商機が膨らむ可能性が意識されている。PBRは会社解散価値を4割下回る0.6倍台と割安感が際立つ。仮に1株純資産と同水準に買われた場合で940円近辺まで上昇余地がある。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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