東京株式(大引け)=139円高、米経済指標好調で米株高と円安が追い風に

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/08/31 15:51
 31日の東京株式市場は前日の米株高や為替の円安基調を受けて終始買い優勢だった。日経平均株価は後場後半にやや伸び悩んだものの、高値圏で売りを吸収した。

 大引けの日経平均株価は前日比139円70銭高の1万9646円24銭と続伸。東証1部の売買高概算は17億7035万株、売買代金概算は2兆2810億6000万円。値上がり銘柄数は1198、対して値下がり銘柄数は723、変わらずは102銘柄だった。

 きょうの東京市場は、朝方から買い優勢でその後上げ幅を広げた。前日発表された米4~6月の実質GDP改定値など複数の米経済指標が市場の予測を上回り、これが米国株の上昇と外国為替市場でのドル買いを誘発。為替は1ドル=110円台半ばの推移と円安に振れ、投資家心理の改善につながった。米長期金利反発を受けた米金融株高が東京市場にも波及、銀行株が買われ全体地合いを支えた。円安を背景に自動車や機械などの輸出株も強い。また、中小型物色の動きも継続、2次電池関連などテーマ買いの動きが顕著となった。売買代金は前日を上回る2兆3000億円近くまで増加、2日続けて活況の目安とされる2兆円台を上回っている。

 個別では、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>などメガバンクが堅調だったほか、トヨタ自動車<7203.T>もしっかり。ルネサスエレクトロニクス<6723.T>が商いを膨らませ上昇、日立製作所<6501.T>も買いが優勢だった。スターティア<3393.T>がストップ高となり、ホソカワミクロン<6277.T>も大幅高に買われた。日本高周波鋼業<5476.T>が値を上げ、TYK<5363.T>、ルック<8029.T>も物色人気。藤倉ゴム工業<5121.T>コジマ<7513.T>も高い。

 半面、ダイフク<6383.T>が軟調、KLab<3656.T>も下値模索の展開。ペッパーフードサービス<3053.T>が大きく値を下げ、サニックス<4651.T>、昭和電工<4004.T>なども安い。アイスタイル<3660.T>ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765.T>バリューコマース<2491.T>も売られた。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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