キョウデンは連日の年初来高値更新、業績面の追い風強く生産ラインはフル稼働状態

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/08/29 10:38
 キョウデン<6881.T>が続伸、全般悪地合いをものともせず連日の年初来高値更新と上値追いを継続している。東証2部銘柄ながら出来高流動性に富んでおり、機関投資家の組み入れ対象としての思惑も指摘されている。

 時価は2007年3月以来10年半ぶりの高値水準にあり、実質青空圏で戻り売り圧力から解放されている点は強み。スマートフォン向けや、車載向けなどに旺盛な半導体需要は、同社などプリント配線基板メーカーの業績と連動しやすい。同社は車載向けで高水準の需要を確保し、生産ラインはフル稼働状態。懸案だったタイ工場の収益改善も急速に進捗し業績に寄与している。18年3月期営業利益は前期比2ケタ増益となる23億円を計画するが、一段の上振れも視野に入りそうだ。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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