◆NYダウは節目タッチから2週連続の陰線に
週明け(21日)の日経平均は、前週末の大幅下落の反動で下げ渋る想定です。
週末(18日)の米国株式市場は、NYダウ、ナスダック指数ともに小幅下落、為替は1ドル=108円台中盤まで円高が進む場面があったものの、1ドル=109円台は保って終了しました。
週末の海外市場を織り込んだシカゴ日経先物は+5円の19445円でしたから、先週末の大幅下落の反動でいったんは下げ渋りそうです。
ただし、NYダウは22000ドルの大台にタッチしてから2週連続の陰線で終わっており、4月の21000ドル台からの反落に似た形状になっています。
NYダウは大台が節目になる傾向があり、昨年から20000ドル、21000ドル、22000ドルと水準を切り上げながら、1000ドル刻みの大台が節目になっています。
前回は21000ドルに乗せたあと、3月下旬に週足で長めの陰線が出現し、4月中旬にかけて調整しています。
また、日経平均もNYダウと同時期に13週線割れの陰線から調整しているため、NYダウ、日経平均ともに4月の調整局面と似た展開になってきたと考えられます。
ただし、NYダウの上昇トレンドが崩れるほどの下落ではないため、今のところは上昇トレンド中の調整の範囲です。
日経平均も上値の重さが目立っていますが、年初から高値を切り上げていますから、4月安値の18224円を上回っていれば、高値、安値の切り上げを保ち、中期的な上昇トレンドは崩れないと考えられます。
今のところ、日柄的に考えて下げ止まりを待つ段階と考えられるため、来週は引き続き、様子見姿勢が強くなりそうです。
また、来週は24日から26日の日程でジャクソンホール会議が予定されています。イエレンFRB議長とドラギECB総裁の講演が25日に予定されているため、米国の年内利上げシナリオや欧州の量的緩和縮小などに関しての発言が手がかりになりそうですから、イベント日程からも8月いっぱいは調整が続く想定です。
週末(18日)の米国株式市場は、NYダウ、ナスダック指数ともに小幅下落、為替は1ドル=108円台中盤まで円高が進む場面があったものの、1ドル=109円台は保って終了しました。
週末の海外市場を織り込んだシカゴ日経先物は+5円の19445円でしたから、先週末の大幅下落の反動でいったんは下げ渋りそうです。
ただし、NYダウは22000ドルの大台にタッチしてから2週連続の陰線で終わっており、4月の21000ドル台からの反落に似た形状になっています。
NYダウは大台が節目になる傾向があり、昨年から20000ドル、21000ドル、22000ドルと水準を切り上げながら、1000ドル刻みの大台が節目になっています。
前回は21000ドルに乗せたあと、3月下旬に週足で長めの陰線が出現し、4月中旬にかけて調整しています。
また、日経平均もNYダウと同時期に13週線割れの陰線から調整しているため、NYダウ、日経平均ともに4月の調整局面と似た展開になってきたと考えられます。
ただし、NYダウの上昇トレンドが崩れるほどの下落ではないため、今のところは上昇トレンド中の調整の範囲です。
日経平均も上値の重さが目立っていますが、年初から高値を切り上げていますから、4月安値の18224円を上回っていれば、高値、安値の切り上げを保ち、中期的な上昇トレンドは崩れないと考えられます。
今のところ、日柄的に考えて下げ止まりを待つ段階と考えられるため、来週は引き続き、様子見姿勢が強くなりそうです。
また、来週は24日から26日の日程でジャクソンホール会議が予定されています。イエレンFRB議長とドラギECB総裁の講演が25日に予定されているため、米国の年内利上げシナリオや欧州の量的緩和縮小などに関しての発言が手がかりになりそうですから、イベント日程からも8月いっぱいは調整が続く想定です。