<動意株・10日>(大引け)=藤森工業、トラスト・テック、エン・ジャパンなど
藤森工業<7917.T>=急伸し、3カ月ぶりに年初来高値を更新。同社が9日取引終了後に発表した18年3月期の第1四半期(4~6月)連結決算は、売上高が271億400万円(前年同期比19.7%増)と大幅増収を確保し、営業利益は23億1000万円(同37.5%増)、最終利益は14億7700万円(同45.8%増)と高水準の伸長をみせた。同社は軽包装材の大手メーカーで、スマートフォン向けプロテクトフィルムなどが好調で業績に寄与している。また医療用包装材もインドネシア子会社の収益が加わり全体に貢献した。売り物薄のなか大幅増収増益を手掛かりにマドを開けて買われる形となった。
トラスト・テック<2154.T>=後場急伸し、年初来高値を更新。同社はきょう正午に、18年6月期通期の連結業績予想を公表。営業利益は42億5000万円(前期比32.0%増)を見込み、年間配当は前期比10円増配の55円とする方針を示した。売上高は515億円(同19.7%増)を予想。主力の技術系領域では、輸送用機器や電気機器といった機電系エンジニアのさらなる伸長に加え、IT分野の事業拡大を進めるとしている。なお、同時に中期経営計画も発表し、「売上高の年率20%以上の成長スピード維持」や「連結営業利益の年率20%以上の増加」を掲げている。
エン・ジャパン<4849.T>=後場一段高し、年初来高値を更新。同社は9日の取引終了後、18年3月期の連結業績予想について、売上高を374億3000万円から384億円(前期比21.1%増)へ、営業利益を77億円から83億円(同21.1%増)へ、純利益を49億円から53億5000万円(同33.6%増)へ上方修正したことが好感されている。第1四半期において、好調な応募効果を背景に求人サイトが伸長していることや、人材紹介で想定を上回る好調な紹介実績となっていることなどが要因。また、子会社エンワールド・ジャパンの紹介実績が順調に推移していることなども寄与したという。
資生堂<4911.T>=急反騰し、上場来高値更新。同社は9日取引終了後、17年12月期の連結業績予想の修正を発表、売上高を9400億円から9650億円(前期比13.5%増)へ、営業利益を455億円から560億円(同52.3%増)へ、最終利益を260億円から325億円(同1.2%増)へそれぞれ増額した。しわを改善する「エリクシール」美容濃密リンクルクリームなどが売り上げを伸ばして収益に寄与、インバウンド需要も追い風に中高価格帯のブランドが好調で会社側の想定を上回る見通し。これを材料視する買いが流入し、気配値のまま6月20日の上場来高値4135円を上回った。
三井金属<5706.T>=大幅続伸し、年初来高値更新。同社は9日取引終了後、18年3月期2四半期累(4~9月)の連結業績予想の上方修正を発表した。従来予想の売上高2230億円を2420億円(前期比20.7%増)へ、営業利益130億円を170億円(同25.5%増)へ、最終利益80億円を100億円(同95.8%増)へそれぞれ増額した。機能材料セグメントの主要製品であるキャリア付極薄銅箔や、排ガス浄化触媒、スパッタリングターゲット(電子機器に使用される薄膜材料の原料)の主力であるITO(インジウム・錫酸化物)などの需要が堅調に推移していることが業績予想の上方修正につながった。
長野計器<7715.T>=一時ストップ高し、年初来高値を更新。同社は9日取引終了後に、18年3月期通期の連結業績予想修正を発表。営業利益見通しは従来の16億3000万円から23億2300万円(前期比25.5%増)に上方修正した。売上高予想も451億3000万円から470億4800万円(同6.4%増)に増額修正。半導体向けおよび建設機械向けの製品販売が伸びており、これが業績を押し上げるとしている。また、同時に21年3月期を最終年度とする中期経営方針を見直し、株主資本利益率(ROE)の目標を8%から10%以上に引き上げている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
トラスト・テック<2154.T>=後場急伸し、年初来高値を更新。同社はきょう正午に、18年6月期通期の連結業績予想を公表。営業利益は42億5000万円(前期比32.0%増)を見込み、年間配当は前期比10円増配の55円とする方針を示した。売上高は515億円(同19.7%増)を予想。主力の技術系領域では、輸送用機器や電気機器といった機電系エンジニアのさらなる伸長に加え、IT分野の事業拡大を進めるとしている。なお、同時に中期経営計画も発表し、「売上高の年率20%以上の成長スピード維持」や「連結営業利益の年率20%以上の増加」を掲げている。
エン・ジャパン<4849.T>=後場一段高し、年初来高値を更新。同社は9日の取引終了後、18年3月期の連結業績予想について、売上高を374億3000万円から384億円(前期比21.1%増)へ、営業利益を77億円から83億円(同21.1%増)へ、純利益を49億円から53億5000万円(同33.6%増)へ上方修正したことが好感されている。第1四半期において、好調な応募効果を背景に求人サイトが伸長していることや、人材紹介で想定を上回る好調な紹介実績となっていることなどが要因。また、子会社エンワールド・ジャパンの紹介実績が順調に推移していることなども寄与したという。
資生堂<4911.T>=急反騰し、上場来高値更新。同社は9日取引終了後、17年12月期の連結業績予想の修正を発表、売上高を9400億円から9650億円(前期比13.5%増)へ、営業利益を455億円から560億円(同52.3%増)へ、最終利益を260億円から325億円(同1.2%増)へそれぞれ増額した。しわを改善する「エリクシール」美容濃密リンクルクリームなどが売り上げを伸ばして収益に寄与、インバウンド需要も追い風に中高価格帯のブランドが好調で会社側の想定を上回る見通し。これを材料視する買いが流入し、気配値のまま6月20日の上場来高値4135円を上回った。
三井金属<5706.T>=大幅続伸し、年初来高値更新。同社は9日取引終了後、18年3月期2四半期累(4~9月)の連結業績予想の上方修正を発表した。従来予想の売上高2230億円を2420億円(前期比20.7%増)へ、営業利益130億円を170億円(同25.5%増)へ、最終利益80億円を100億円(同95.8%増)へそれぞれ増額した。機能材料セグメントの主要製品であるキャリア付極薄銅箔や、排ガス浄化触媒、スパッタリングターゲット(電子機器に使用される薄膜材料の原料)の主力であるITO(インジウム・錫酸化物)などの需要が堅調に推移していることが業績予想の上方修正につながった。
長野計器<7715.T>=一時ストップ高し、年初来高値を更新。同社は9日取引終了後に、18年3月期通期の連結業績予想修正を発表。営業利益見通しは従来の16億3000万円から23億2300万円(前期比25.5%増)に上方修正した。売上高予想も451億3000万円から470億4800万円(同6.4%増)に増額修正。半導体向けおよび建設機械向けの製品販売が伸びており、これが業績を押し上げるとしている。また、同時に21年3月期を最終年度とする中期経営方針を見直し、株主資本利益率(ROE)の目標を8%から10%以上に引き上げている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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