カーバイドが物色人気、業績好調背景に材料株素地が開花

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/08/10 10:18
 日本カーバイド工業<4064.T>が物色人気を集め年初来高値を更新。業績上方修正を材料に8日にマドを開けて買われた後、前日こそ利益確定売りに若干値を下げたものの買い板は厚い。きょうは切り返し急となったが、商いも高水準で低位材料株人気に乗っている。機能樹脂を主力とする化学メーカーでファインケミカルや電子材料分野にも展開する。住宅用アルミ建材がマンション向けに好調で、アルミ地金安も利益採算の向上に寄与、18年3月期の連結最終利益を12億円から15億円(前期比2.4倍)へ修正した。

 時価はPER12倍前後、PBR0.9倍前後と割安感があるが、低位材料株として需給相場の素地も内包、2012~13年にかけ100円台から800円台目前まで買われる大相場を形成した実績もある。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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