田中化研などリチウムイオン電池関連が買われる、EV普及加速の思惑で商機◇

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/07/31 13:16
 田中化学研究所<4080.T>が一時123円高の1350円と急伸したほか、新日本電工<5563.T>関東電化工業<4047.T>、昭和電工<4004.T>古河電池<6937.T>などリチウムイオン電池関連の一角が高い。

 世界的に環境規制が強化される方向にあるなか、米国のZEV規制をはじめ、電気自動車(EV)へのシフトを促す流れが急速に強まっている。欧州では違法ソフトを使って排ガス不正を行っていた可能性のある自動車メーカーが、フォルクスワーゲンにとどまらず複数にのぼっていることで、一段と脱ガソリン車の流れを後押ししているとの見方もある。そのなか、動力源であるリチウム電池の需要が逼迫しており、2次電池メーカーや部材メーカーなどに商機が膨らむとの思惑が継続的な買いを呼び込んでいる。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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