メルコ大幅続伸、第１四半期業績は減収増益で３００万株を上限とする自社株買いを発表

　メルコホールディングス<6676.T>は大幅続伸で年初来高値。同社は２６日の取引終了後、第１四半期（４～６月）の連結業績を発表しており、売上高１７８億９００万円（前年同期比１．７％減）、営業利益１３億８２００万円（同６．４％増）、純利益１２億３９００万円（同０．７％減）となった。

　周辺機器事業でネットワーク製品の売り上げは引き続き好調だったものの、その他の主要製品の販売台数が減少し、全体として売上高は減収となったが、高付加価値製品の販売拡大などが寄与し増益を確保した。なお、１８年３月期通期業績予想は、引き続き未開示としている。

　また、同社では、自社株取得枠の設定を発表した。上限を３００万株（発行済み株数の１５．６１％）、または１０５憶円としており、取得期間は７月２７日から来年７月２６日まで。株主還元の強化および資本効率の向上、ならびに経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を実行するためとしている。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）