フマキラーが3日ぶり反発、ヒアリ対策で毒入り餌設置と報じられ思惑働く

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/07/12 09:52
 フマキラー<4998.T>が3日ぶりに反発している。きょう付の日本経済新聞で「各地で発見が相次ぐ南米原産の強毒アリ『ヒアリ』対策について、環境省や国土交通省などの担当者は11日、会議を開き、生息している中国やオーストラリアなどから定期的にコンテナ船が到着する全国の68港に、計数万~数十万個の毒入りの餌を設置すると決めた」と報じており、これを好材料視した買いが入っているようだ。

 同社では10日、アリ用エアゾールの「アリフマキラー」やアリ用ベイト剤の「ウルトラ巣のアリフマキラー」「アリカダン ウルトラ巣のアリ退治」などについて、「ヒアリへの弊社アリ対策剤の効果試験を海外にて実施し、その効果が確認された」と発表していることから、思惑が働いているもよう。また、北海道が11日、マダニに噛まれて「ダニ媒介脳炎」を発症した道内の70代男性が死亡したと発表しており、マダニ対策関連としても関心が高まっているようだ。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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