トレンドは転換しもみ合いへ。今後の動きは？【2017/06/19-06/23】

銘柄の循環に注目

日経平均株価は6月19日金曜日、1万9943.26円で取引を終えました。
前回「変化日を通過している所で、トレンドがそろそろ発生する可能性がある」と解説しました。
株価は2万円を挟んで小動きとなり、想定レンジ内での一週間となりました。

米国の株式市場は、ニューヨークダウが堅調、ナスダックが軟調という動きです。
ドル円は小動きです。

気になるのは、日経平均株価の今後の動きです。

株価チャートを見る限りでは、変化日の通過とともに株価は下値支持線を割り込み、上昇トレンドから転換しました。
短期的なレンジの上値は2万0,150円、下値は1万9,250円、それぞれプラスマイナス250円とします。
株価は現在もみ合いが続いていますが、新たなトレンドの形成に向けて力を凝縮し始めている可能性があります。テクニカル分析とは関係ありませんが、物色の矛先が絶えず変わり、銘柄の循環は効いていますので、日々その動向に注目しておきましょう。トレンドがはっきりしたら、そのトレンドをフォローできるように短期売買がよいでしょう。