ニコンに再評価余地、国内有力証券は新規「B+」でカバレッジ開始

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/06/07 14:59
 ニコン<7731.T>に再評価余地が指摘されている。岩井コスモ証券は6日、同社株の投資判断を「B+」でカバレッジを開始した。目標株価は1940円に設定した。

 構造改革の実施で前3月期の純損益は赤字に転落したが、営業利益は3期ぶりの増益となり、会社計画を上振れた。特に、フラットパネルディスプレー(FPD)露光装置が好調でデジカメの落ち込みをカバーした。今期は、半導体露光装置が前期の構造改革費用の計上と大手北米メーカー向け開発・製造に特化する戦略変更により黒字化が期待できるとみている。構造改革はこれからが正念場だが、FPD露光装置を牽引役に成長軌道に回帰できると予想。18年3月期の連結営業利益は会社予想450億円に対し465億円、19年3月期は同510億円への増益を見込んでいる。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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