ジーンテクノが後場急浮上、幹細胞治療の事業化を目的とする新会社を設立◇

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/06/07 12:41
 ジーンテクノサイエンス<4584.T>が後場急浮上。前引け後に、アインホールディングス<9627.T>などと共同で、幹細胞治療の事業化を目的とする会社ミネルヴァメディカ(札幌市北区)を設立したと発表しており、これを好材料視した買いが入っているようだ。

 新会社は、札幌医科大学と共同研究契約を締結し、解剖学第二講座藤宮峯子教授が研究を進めている糖尿病性腎症の自己骨髄間葉系幹細胞を用いた治療法の実用化研究を行うことを目的に5月22日付で設立。同研究は、動物実験で既に一定の効果が実証されていることから、研究の成果を生かし、安定した細胞製造体制の整備や安全で効果的な治療法を確立し、再生医療等製品としての承認取得、上市を早期に目指すとしている。なお、新会社は同社およびアインHDのほか、北洋銀行<8524.T>、ほっかいどう地方創生投資事業有限責任組合がそれぞれ25%を出資している。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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