アンリツは大幅高、5G関連のシンボルとして3年ぶりの4ケタ大台目前◇
アンリツ<6754.T>が売買高を伴い上値指向を強めており、一時41円高の999円まで上値を伸ばし年初来高値を更新した。1000円大台を指呼の間に捉えているが、大台復帰を果たせば2014年7月以来約3年ぶりとなる。
あらゆるものをオンライン化するIoT時代に次世代通信規格である5Gが注目されている。政府は2020年の5G商用化に向け今年度から実証実験を開始する方針にあり、LTEの1000倍以上の大容量化、10Gbps以上の通信速度が実現される方向となる。トヨタ自動車<7203.T>が開発を進めるコネクテッドカーは、IoTの一形態であり、その際にも高速・大容量の5G活用が必須となる。これが、NTT<9432.T>との自動車・超高速無線通信技術での提携を誘発、業界の垣根を越えた合従連衡の動きも急だ。
そのなか通信系計測器のトップメーカーであるアンリツは、昨年に米アジマスシステムを子会社化しフェージング(電波の受信レベルの変動)に関するソリューションを強化、5G関連需要の取り込みに向けた布石を進展させており、機関投資家からの注目度も高いとみられている。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
あらゆるものをオンライン化するIoT時代に次世代通信規格である5Gが注目されている。政府は2020年の5G商用化に向け今年度から実証実験を開始する方針にあり、LTEの1000倍以上の大容量化、10Gbps以上の通信速度が実現される方向となる。トヨタ自動車<7203.T>が開発を進めるコネクテッドカーは、IoTの一形態であり、その際にも高速・大容量の5G活用が必須となる。これが、NTT<9432.T>との自動車・超高速無線通信技術での提携を誘発、業界の垣根を越えた合従連衡の動きも急だ。
そのなか通信系計測器のトップメーカーであるアンリツは、昨年に米アジマスシステムを子会社化しフェージング(電波の受信レベルの変動)に関するソリューションを強化、5G関連需要の取り込みに向けた布石を進展させており、機関投資家からの注目度も高いとみられている。
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