仮想通貨は儲かるのか?

著者:ひろぴー
投稿:2017/05/31 13:55

2017年前半は誰でも儲かった

2017年5月現在、仮想通貨市場は空前の盛り上がりをみせております。
2年以上前から仮想通貨に投資していた自分にとっても、この盛り上がりは見たことがありません。

ついに日本に本格的に訪れた仮想通貨ブーム。
この機会に、多くの投資家の皆さんに知ってもらおうと、仮想通貨の話題も書いていきたいと思います。

まずは、簡単にどれだけ仮想通貨が上昇しているか、まとめておきます。

BTC過去1年で急騰!

ビットコイン日足チャート
仮想通貨の代表ビットコインは、昨年同時期の5万円から34万円まで上昇しました。
上昇率は6倍以上です!
時価総額もTOPで、一時4兆円を超えてたこともありました。

ただ、他の仮想通貨も大きく上昇しましたので、仮想通貨の時価総額シェア率でビットコインが50%を割り込みました。

リップル(XRP)も時価総額1兆円越えに!

リップル日足チャート
1年前は0.6~0.8円の間を行ったり来たりでした。
仮に0.7円から上昇したとしましょう。上昇率はおおよそ70倍です!!!

さすがにバブルの兆候が見えたことから、現在は高値から半値まで下落しましたが、瞬間的な時価総額は時価総額1兆5000億円ほどまで上昇しました。ビットコインとは、まだ5倍ほどの開きがあります。

イーサリアム(ETH)は20倍に

イーサリアム日足チャート
現在、時価総額が第2位のイーサリアムです。
こちらは1年前に900~1200円前後で推移をしておりました。現在は2万円を軽く超えてきておりますので、おおよそ20倍になっております。時価総額は2兆3000億円(1ドル=111円換算)です。

ビットコインの急落以降、一番しっかりと反発しており、個人的には近いうちに3万まで上昇するのではないかとみています。

セグウィットから大注目!ビットコインの救世主?ライトコイン

ライトコイン日足チャート
最後にライトコインです。
こちらも400円付近からの猛烈な上昇です。一時4700円の高値を一瞬付けまして、ざっと12倍になったのですが、セグウィット実施後のセル・ザ・ファクトにて、現在3000円弱で推移をしております。
それでも約7倍にもなっております。時価総額は1300億円程度。

なぜ暗号通貨の価格が何故上がるのか?

仮想通貨は、ビットコインを除いてほとんど開発者が存在し、その通貨を運営をしております。
現在の世界の流れは、以下の通り。

ブロックチェーン企業を設立
 ↓ 
ブロックチェーン技術を採用した独自の暗号通貨を開発
 ↓
初期の価格が決定

こんなイメージです。
ブロックチェーン企業はビットコイン建ての出資を受けていることが多く、ETH/BTCやXRP/BTCといったような具合で仮想通貨を発行しているのです。
3~5年前からですが、それがイーサリアムやライトコイン、リップルだったわけです。(リップルはブロックチェーンではありませんが、分散型台帳技術)

これらの技術に投資をするために、仮想通貨の値段の上下があるわけです。つまり、株価のようなものです。
マザーズに上場している〇〇フィンテック株式会社がが、ソフトバンクと業務提携するらしいぞ!とまると、〇〇フィンテック株式会社の株価が急騰します。

これと同じで、『リップル.incがグーグルと業務提携するらしいぞ!』となれば、リップル社の株価上昇!ではなく、『XRP(リップル)が上昇』するのです。

リップル社がリリースしている通貨価値が上がれば、企業価値も向上します。現在は、このような感じで仮想通貨市場は価格が形成されております。
特に米国系のブロックチェーン企業は、背後にマイクロソフトやグーグル、JPモルガン、ゴールドマンサックスが付いていることがあります。
投機性もあれば、価格が基本的には上昇しやすい傾向にありますので、今後はこういったアルトコインから狙っていくと良いでしょう。第二のリップル探しは、近々はじまると思います。

ですので、気になる暗号通貨を検索すれば、通常で売買できるものはウィキペディアに書いてありますし、その通貨がどういったブロックチェーン技術に特化されて、どの分野にむけて開発されているのかが良くわかります。
そういったものを見つけて20万円や50万円投資しておけば、気づいたら10倍や50倍になっているのではないでしょうか。

まだまだ暗号通貨市場の時価総額は8~10兆円と非常に小さなマーケットです。

今後、50兆円、100兆円の市場規模に育っていく分野であると確信しているため、いち早く投資をしておくべきではないでしょうか。
ひろぴー
H&Iトレード株式会社代表
配信元: 達人の予想