フジプレアムが急反落、17年3月期業績が計画を下回って着地

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/05/18 10:57
 フジプレアム<4237.T>が急反落。17日の取引終了後に発表した17年3月期連結決算が、売上高128億3000万円(前の期比8.4%増)、営業利益6億6000万円(同6.0%減)、純利益3500万円(同91.3%減)となり、従来予想の営業利益9億2000万円を大きく下回って着地したことが嫌気されている。

 精密貼合および高機能複合材部門でディスプレーの販売価格変動の影響を受けたほか、国内太陽電池市場で、固定価格買取制度の見直しと買取価格の低下、また、海外生産品による価格競争の激化で採算が悪化したことが響いたという。

 なお、18年3月期業績予想は、売上高130億1200万円(前期比1.4%増)、営業利益9億700万円(同37.2%増)、純利益5億100万円(同14.3倍)と大幅増益を見込むが、営業利益は前期の従来計画に届かないことから、好材料視する見方は少ないようだ。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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