ＦＦＲＩなどサイバーセキュリティー関連が軒並み急動意、「ランサムウエア」同時多発で株価を強く刺激◇

　ＦＦＲＩ<3692.T>、セキュアヴェイル<3042.T>、ラック<3857.T>、デジタルアーツ<2326.T>、テリロジー<3356.T>などが軒並み急動意している。きょうは前週末１２日に好決算を発表したセグエグループ<3968.T>が急騰しているが、同社株に限らずサイバーセキュリティー関連分野に展開する銘柄群が集中的に物色人気を集めている。

　サイバー攻撃が世界的に深刻化しており、直近では「ランサムウエア」と呼ばれるパソコンの内部データにロックをかけて文字を暗号化させ、復元のために金銭を要求する手口が横行、世界各国で同時多発的に表面化していることから、急速に警戒感が高まっている。海外からの政府機関へのサイバー攻撃も際立つなか、国家レベルでも喫緊の課題として対応が迫られる局面。つれてサイバー攻撃を防御する役割を担う企業にマーケットの注目が集まる状況にある。

（注）タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）