東洋建、新中期経営計画策定で18年3月期営業利益は5.3%増予想に

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/05/11 16:35
 東洋建設<1890.T>は11日取引終了後、18年3月期の連結業績予想を発表した。売上高は1820億円(前期比19.3%増)、営業利益は75億円(同5.3%増)、最終利益は48億円(同11.5%増)を見込んでいる。

 同社は決算と同時に、2020年3月期を最終年度とする中期経営計画を発表した。基本方針を「安定した収益確保による経営基盤強化と変化への果敢な挑戦によって更なる発展を目指す」としている。また、最終年度の数値目標については、連結営業利益は対象となる3カ年合計で245億円以上(前中計3カ年実績は215億円)、同連結営業利益率を5.0%以上(17年3月期実績は4.7%)、同単体純資産を500億円以上(同期末402億円)としている。

 さらに、基本戦略は(1)基幹3事業(土木・建築・海外)の確実な発展による強靭な経営基盤の構築、(2)人材育成、技術力強化による生産性の向上、(3)グループ各社との相互連携強化によるグループ収益力の向上、(4)環境変化に即応できる機動的な組織への変革、(5)ガバナンス体制とリスクマネジメント力のより一層の強化――を挙げている。

 なお、17年3月期連結決算は、売上高1525億8700万円(前の期比2.3%減)、営業利益71億2300万円(同15.8%減)、最終利益43億300万円(同4.8%減)だった。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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