丸山製は１７年９月期第２四半期累計の経常利益を大幅上方修正

　丸山製作所<6316.T>は２日取引終了後、１７年９月期の第２四半期累計（１６年１０月～１７年３月）連結業績予想の修正を発表した。売上高を１４５億円から１５１億６５００万円（前年同期比２．０％増）へ、営業利益を１億５０００万円から１億４０００万円（同２１．８％減）へ、経常利益を１億円から２億３００万円（同３．３倍）へ、最終損益を収支均衡から９５００万円の黒字（前年同期は６０００万円の赤字）へそれぞれ修正した。

　売上高は、国内・輸出ともに堅調に推移したことで、当初予想数値を上回る見込み。一方、営業利益は、経費削減などに努めたものの、過剰となっていた在庫削減のため、グループ内の製造会社で生産調整を行ったことなどにより売上総利益率が悪化し、当初予想数値を下回る見込み。また、経常利益、最終損益は、当初の為替レートの想定が、対米ドルで１０５円であったのに対し、実際は概ね１１０円で推移したことにより、外貨建て債権の評価替えによる為替差益を計上したことなどにより、当初予想数値を上回る見込み。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）