<動意株・2日>(前引け)=島精機、明治機械、渋谷工業

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/05/02 11:38
 島精機製作所<6222.T>=ストップ高で年初来高値を更新。同社は1日取引終了後に、18年3月期通期の連結業績予想を公表。営業利益見通しは150億円(前期比33.2%増)としたほか、年間配当は前期比5円増配の50円を計画していることを明らかにした。売上高予想は730億円(同16.9%増)。アパレルの主要生産拠点であるバングラデシュやASEAN諸国で生産効率の高いコンピューター横編機の需要がさらに拡大するとみているほか、中国市場を中心にカジュアルシューズ向けのコンピューター横編機の販売が増加すると予想している。なお、前提為替レートは、1ドル=110円、1ユーロ=120円としている。

 明治機械<6334.T>=ストップ高で年初来高値を更新。同社は1日取引終了後に、太陽光発電所ディベロップ事業を6月から開始すると発表。これが材料視されているようだ。この事業は、遊休土地などを購入したうえで、区画ごとに太陽光発電所を建設し、この「土地付き太陽光発電所」を売電による高利回りが見込める投資物件として、一般投資家に分譲販売するもの。同社は18年3月期の太陽光発電所EPC(設計・調達・建設)事業全体で、売上高約40億円(ディベロップ事業20億円、その他EPC事業20億円)、売上総利益10~15%を見込んでいる。

 渋谷工業<6340.T>=急騰し年初来高値更新。同社は1日の取引終了後、17年6月期の連結業績予想の修正を発表し、売上高を880億円から910億円(前期比8.8%増)へ、営業利益を63億円から80億円(同32.1%増)へ、最終利益を46億2000万円から60億5000万円(同39.0%増)へ上方修正したことが好感されている。国内の景気は緩やかな拡大に転じつつあることから、各事業分野で売上高の増加が見込まれるとしている。また、売上原価率が改善したことから利益面も増益の見通しとしている。

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出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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