■大幅上方修正
イオン液体を利用した経皮吸収型製剤技術が強みの創薬ベンチャー企業。
2月23日には、かねてより出願中のマイクロニードル穿刺性を高めるための針形状に関する特許について。
米国特許商標庁から特許査定の通知があったと発表がありました。
同社のマイクロニードル技術の特徴を出すための基本特許の一つで、日本においては既に成立していたものであり、
17年12月期の業績に影響はしています。
以前には、痙性麻痺治療貼付剤MRX-4TZT[チザニジンテープ剤]についての発表もあり、米国で行っていた第1相臨床試験の結果が、市販されている経口剤と同様の有効性を示すと一定の評価を得られたとのこと。
どちらかと言えば、こちらの材料のほうが長い目で見た方が良さそうで、筋弛緩薬は経皮製剤の存在しない薬で、経皮製剤化することにより経口剤と比較して、有効血中濃度の持続性、眠気や肝障害などの副作用の低減が期待できる点で、更なる進捗が待たれています。
そのチザニジンテープについて、6日続報があり、インドの製薬会社 Cipla Ltd.の米国100%子会社であるCipla USA Inc.との間で、痙性麻痺治療貼付剤MRX-4TZT[チザニジンテープ剤]に関する世界的な開発・販売ライセンス契約(東アジアを除く)を締結したと発表。このライセンス契約により、メドレックスはCipla USA Inc.から、契約一時金の他、開発及び販売の進捗に応じたマイルストン収入として最大3千万米ドルを受領するという事。加えて、上市後の売上高に応じて段階的なロイヤルティ収入を受け取る予定としています。
契約に伴う一時金収入は研究開発等収入として売上高に計上する見通しで、
2017年12月期の業績予想を修正すると同日発表。売上高は593.5%増の1.86億円、
営業損益は12.61億円、経常損益は12.44億円、親会社株主に帰属する当期純損益は12.06億円にそれぞれ修正。
赤字予想から一気に黒字化するのは当然で、振れ幅も好感されています。
4月18日には1255円の高値を付けるも、その後は信用増担保規制も掛ったこともあり4日続落。
週足一目均衡表の上限(先行スパン2)を少し割り込んでおり、週早々にここを復帰してくれば、
持ち直しからの上伸が期待出来そうです。下値は920円近辺か、900円ラインは守りたい。
2月23日には、かねてより出願中のマイクロニードル穿刺性を高めるための針形状に関する特許について。
米国特許商標庁から特許査定の通知があったと発表がありました。
同社のマイクロニードル技術の特徴を出すための基本特許の一つで、日本においては既に成立していたものであり、
17年12月期の業績に影響はしています。
以前には、痙性麻痺治療貼付剤MRX-4TZT[チザニジンテープ剤]についての発表もあり、米国で行っていた第1相臨床試験の結果が、市販されている経口剤と同様の有効性を示すと一定の評価を得られたとのこと。
どちらかと言えば、こちらの材料のほうが長い目で見た方が良さそうで、筋弛緩薬は経皮製剤の存在しない薬で、経皮製剤化することにより経口剤と比較して、有効血中濃度の持続性、眠気や肝障害などの副作用の低減が期待できる点で、更なる進捗が待たれています。
そのチザニジンテープについて、6日続報があり、インドの製薬会社 Cipla Ltd.の米国100%子会社であるCipla USA Inc.との間で、痙性麻痺治療貼付剤MRX-4TZT[チザニジンテープ剤]に関する世界的な開発・販売ライセンス契約(東アジアを除く)を締結したと発表。このライセンス契約により、メドレックスはCipla USA Inc.から、契約一時金の他、開発及び販売の進捗に応じたマイルストン収入として最大3千万米ドルを受領するという事。加えて、上市後の売上高に応じて段階的なロイヤルティ収入を受け取る予定としています。
契約に伴う一時金収入は研究開発等収入として売上高に計上する見通しで、
2017年12月期の業績予想を修正すると同日発表。売上高は593.5%増の1.86億円、
営業損益は12.61億円、経常損益は12.44億円、親会社株主に帰属する当期純損益は12.06億円にそれぞれ修正。
赤字予想から一気に黒字化するのは当然で、振れ幅も好感されています。
4月18日には1255円の高値を付けるも、その後は信用増担保規制も掛ったこともあり4日続落。
週足一目均衡表の上限(先行スパン2)を少し割り込んでおり、週早々にここを復帰してくれば、
持ち直しからの上伸が期待出来そうです。下値は920円近辺か、900円ラインは守りたい。