プラズマがカイ気配、半導体製造装置の設備投資好調受け１７年８月期業績予想を上方修正

　アドテック　プラズマ　テクノロジー<6668.T>がカイ気配でスタートし、気配値を切り上げる展開となっている。前週末１４日の取引終了後、１７年８月期の連結業績予想について、売上高を６３億４７００万円から７１億７５００万円（前期比３５．０％増）へ、営業利益を６億８４００万円から１１億７３００万円（同６．３倍）へ、純利益を４億７３００万円から８億８０００万円（同３１．４倍）へ上方修正したことを好感した買いが入っている。

　半導体・液晶関連事業で、ディスプレー向け成膜装置メーカーや、半導体製造装置の設備投資が好調に推移していることに加えて、海外子会社の生産増加などで売上総利益が改善していることが寄与するという。

　なお、同時に発表した第２四半期累計（１６年９月～１７年２月）決算は、売上高３２億６１００万円（前年同期比２３．８％増）、営業利益６億４００万円（同５．９倍）、純利益４億８６００万円（同１３．５倍）だった。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）