シリア・朝鮮半島を巡る地政学リスク

前回の当欄でお伝えをしておりました米10年債利回りが2.30%を下回ったことで→ドル売り、ドル/円はこれまで堅いと見られていた節目の110円を下回ることになりました。
背景は、言わずもがな、シリア・朝鮮半島を巡る地政学リスクの高まりです。そのきっかけとなったのは、「北朝鮮は自ら問題を起こそうとしている」などと投稿したトランプ大統領のtwitter。米議会が今週・来週と休場となることから、トランプvs米議会の構図が小休止になると思いきや、やはり相場を動かすきっかけを作ったのは、トランプ大統領でした。
上記のチャートでもお分かりの通り、米10年債は買いトレンド(利回り低下)が発生していることがうかがえます。
ただ、CFTCのポジション状況はほぼニュートラルに位置しており、ロング・ウィークエンドを控えた機関投資家が新たな買いポジション構築に動くとは考えにくいのも事実です。
一方で、もう一つ気にしなければならないのは株価動向。日経平均は節目の18,500円をつっかけに来ており、この水準を維持できず、ズルズル下落するようであれば、ドル/円は200日移動平均線である108.62円までの下落も考慮する必要がありそうです。
個人的にはこれまでお伝えをしている通り、引き続き、短い時間軸でトレンドに乗り、この難局を乗り切っていただけたらと思います。
背景は、言わずもがな、シリア・朝鮮半島を巡る地政学リスクの高まりです。そのきっかけとなったのは、「北朝鮮は自ら問題を起こそうとしている」などと投稿したトランプ大統領のtwitter。米議会が今週・来週と休場となることから、トランプvs米議会の構図が小休止になると思いきや、やはり相場を動かすきっかけを作ったのは、トランプ大統領でした。
上記のチャートでもお分かりの通り、米10年債は買いトレンド(利回り低下)が発生していることがうかがえます。
ただ、CFTCのポジション状況はほぼニュートラルに位置しており、ロング・ウィークエンドを控えた機関投資家が新たな買いポジション構築に動くとは考えにくいのも事実です。
一方で、もう一つ気にしなければならないのは株価動向。日経平均は節目の18,500円をつっかけに来ており、この水準を維持できず、ズルズル下落するようであれば、ドル/円は200日移動平均線である108.62円までの下落も考慮する必要がありそうです。
個人的にはこれまでお伝えをしている通り、引き続き、短い時間軸でトレンドに乗り、この難局を乗り切っていただけたらと思います。