グリーンペプタイ、がんペプチドワクチンの薬剤選定に用いる検査試薬で特許査定を取得◇

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/04/11 18:23
 グリーンペプタイド<4594.T>がこの日の取引終了後、同社のリード開発品であるがんペプチドワクチンITK-1をはじめとする抗体測定用の検査試薬に関して、日本国内において特許査定取得したと発表した。

 ITK-1は、複数のがん抗原由来のペプチド(12種)から構成され、その中から、投与前に患者の免疫応答状態の良いペプチドを4種選択して投与する“テーラーメイド型投与方法”を採用した薬剤。同特許は、投与する4種の薬剤を選定するため、各患者の血中に存在する薬剤ペプチドに反応する抗体の量を調べる検査試薬に関するもので、今回の特許査定取得により、知的財産権が強固に保護されることになる。

 なお、ITK-1は富士フイルムホールディングス<4901.T>傘下の富士フイルムに独占的にライセンスされており、現在国内において第3相臨床試験が実施されている。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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