防衛関連株への物色資金流入が加速、石川製はストップ高◇

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/04/06 10:28
 全般下げ相場に逆行して、防衛関連株への物色に勢いが増している。石川製作所<6208.T>は値幅制限上限となる150円高は1137円まで買われたほか、豊和工業<6203.T>も急伸、東京計器<7721.T>も大きく買いが優勢となった。また、新興市場では細谷火工<4274.T>がストップ高、興研<7963.T>重松製作所<7980.T>も値を飛ばしている。

 日本時間6日朝に日米電話首脳会談が行われ、トランプ米大統領が「すべての選択肢がテーブルの上にある」と安倍首相に伝えたことが報じられ、にわかに朝鮮半島を巡る緊迫の度合いが増している。市場では「米中会談を目前に控えている段階で北朝鮮はミサイルを発射するなど挑発姿勢を崩しておらず、米国は米中会談後に武力行使に動く可能性も完全には否定できない局面となっている。ただ、三菱重工業<7011.T>IHI<7013.T>などが買われているわけではなく、個人投資家の思惑買いの域は出ていない」(大手ネット証券)と指摘している。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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