シベールが冴えない、営業方針変更の効果がまだ得られず１７年８月期業績予想を下方修正

　シベール<2228.T>が冴えない。３月３１日の取引終了後、１７年８月期の単独業績予想について、売上高を３４億９０００万円から３２億８５００万円（前期比３．９％増）へ、営業損益を１億７４００万円から２２００万円（前期８４００万円の赤字）へ、最終損益を１億１８００万円の黒字から６９００万円の赤字（同８２００万円の赤字）へ下方修正したことが嫌気されている。

　顧客の特性に応じたきめ細かなフォローを行う「顧客数増加重視方式」の営業方針に改めたことによる効果が得られず通信販売の売上高が落ち込んだことに加えて、店舗販売において、期首の新規出店に伴う販促費や減価償却費がかさんだことが要因としている。

　なお、同時に発表した第２四半期累計（１６年９月～１７年２月）決算は、売上高１５億１５００万円（前年同期比３．７％減）、営業損益１億１５００万円の赤字（前年同期４４００万円の赤字）、最終損益１億７１００万円の赤字（同３５００万円の赤字）だった。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）