日立国際が高値奪回目前、3次元NAND増産に向けた装置需要に期待感◇

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/03/30 11:09
 日立国際電気<6756.T>が上昇基調を強め、東証1部値上がり率上位となり昨年来高値奪回にあと一歩と迫っている。半導体関連株の総花的上昇が続くが、そのなかで同社株は昨年5月以降13週移動平均線をサポートラインとした上昇トレンドを継続している。

 DRAMの微細化投資に加え、革新的メモリーとして登場した3次元NAND型フラッシュメモリーなどの普及で、製造装置の需要は旺盛だ。直近では京セラ<6971.T>が半導体製造装置向けセラミック部品の生産能力を引き上げることが伝わったが、増産の流れは業界全体に広がっている。そのなか、同社は3次元NANDの前工程で使用されるサーマルプロセス装置(熱処理成膜装置)で世界シェア40%前後を占めており、成長期待が継続している。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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