NICが急反発、アルファフレームシステム受注増で17年3月期業績・配当予想を上方修正

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/03/21 09:47
 エヌアイシ・オートテック<5742.T>が急反発している。前週末17日の取引終了後、17年3月期の連結業績予想について、売上高を77億4300万円から80億円(前期比29.5%増)へ、営業利益を6億7700万円から7億9600万円(同41.4%増)へ、純利益を4億2200万円から5億800万円(同39.9%増)へ上方修正したことが好感されている。

 アルファフレーム部門で、FA装置などに使用される「アルファフレームシステム」の大口案件の受注が増加したことに加えて、設計サポートシステム「カクチャ」などの受注も伸長。また、装置部門の洗浄・検査装置およびFPD業界向けクリーンブース案件や特殊仕様の構造物案件の受注も予想を上回ったことが寄与した。

 なお、業績予想の修正に伴い、従来29円を予定していた期末一括配当について、1円増額して30円にするとあわせて発表したことも好材料視されているようだ。前期実績の23円に対しては7円の増配となる予定だ。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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