株価は狭いもみ合いからブレイクするかに注目【2017/2/27/-03/03】

著者:横山利香
投稿:2017/02/27 08:38

変化日通過で転換点になるか

日経平均株価は引き続き1万9,000円台で、小動きで推移する状況でした。
前回「横ばいトレンドが継続し、外部環境次第ではどちらにブレイクしてもおかしくない調整期間のため、欲をかかずレンジ内での短期売買に徹する」と解説しました。
株価はレンジ内での短期売買が適切なもみ合いが続き、想定レンジの範囲内の動きの一週間となりました。

米国の株式市場は引き続き堅調でした。
ドル円相場も小動きでした。

気になるのは、日経平均株価の今後の動きです。

株価チャートを見る限りでは、もみ合いレンジもどんどん狭く、横ばいトレンドが継続しています。どちらにブレイクしてもおかしくない値幅です。
短期的なレンジの上値は1万9,500円、下値は1万8,800円、それぞれプラスマイス250円とします。
3月前後に長期的な変化日を通過する可能性があります。株価の動きを見る限りでは、外部環境で動く可能性が考えられます。もみ合い中はレンジ内での短期売買に徹し、レンジブレイクがはっきりと出た時点でトレンドフォローしましょう。
横山利香
認定テクニカルアナリスト(CFTe)
配信元: 達人の予想