日セラミックが16年半ぶり高値圏を快走、自動運転分野で存在感高まる

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/02/20 13:32
 日本セラミック<6929.T>が大幅続伸、2000年9月以来16年半ぶりの高値圏に浮上、実質的に戻り売り圧力の影響を受けない青空圏を走る展開にある。

 同社は赤外線センサーで世界断トツのシェアを誇っており、特に車載用では衝突防止など安全システム普及に加え、自動運転分野の研究開発が進むなか、構造的な需要拡大の追い風を享受している。安倍首相がトップを務める政府のIT総合戦略本部は、高齢ドライバーによる事故を予防するため「高度安全運転支援車」の概念を取り入れる、今春にもまとめる高速道路交通システム(ITS)などの普及に向けた工程表に盛り込む方針が伝わっている。その際、自動ブレーキを応用し、高齢ドライバーに多発しているアクセルとブレーキの踏み間違い事故をセンサーで検知することが重要なポイントとなっており、関連銘柄として同社へのマークが強まっている。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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