<注目銘柄>=タキロン、半導体向けプレート牽引し3期連続増益へ

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/02/16 10:00
 タキロン<4215.T>はプラスチック加工大手で、樹脂製の建築資材が主力だが高機能資材も収益に大きく貢献している。

 同社は、耐熱性・耐衝撃性などに優れた塩化ビニル樹脂板などを高機能資材として展開。アジアを中心とした半導体・液晶製造装置工場への設備投資を追い風に、同社製品への需要は今後も高まりそうだ。また、床事業なども堅調に推移しており、17年3月期営業利益は50億円(前期比31.8%)と、3期連続の増益見通し。さらに、今期経営統合を発表した農業用フィルムを手掛けるシーアイ化成(東京都中央区)が寄与することで中長期的な成長も見込める。

 株価は、25日移動平均線をサポートラインに下値を切り上げる展開。昨年2月末以来の600円台回復も期待できる。時価は底値圏からの水準訂正が進んでいるものの、PBRは0.8倍台と依然として割安感が強い。(藍)

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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