東京株式(大引け)=220円安、利益確定売りで後場下げ幅拡大

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/02/14 16:00
 14日の東京株式市場は欧米株高を受け若干買い優勢で始まったものの上値が重く、日経平均株価はすぐにマイナス圏に沈んだ。後場終盤には下げ足が加速した。

 大引けの日経平均株価は前日比220円17銭安の1万9238円98銭と3日ぶり反落。東証1部の売買高概算は21億466万株、売買代金概算は2兆4041億3000万円。値上がり銘柄数は676、対して値下がり銘柄数は1191、変わらずは134銘柄だった。

 前日の欧米株が総じて高く、米国株市場ではNYダウが大幅高で連日の最高値更新と世界的なリスクオンの流れが形成、これを受けてきょうの東京市場も買い先行でスタートした。しかし、寄り後すぐに利益確定の売りに厚みが加わり、日経平均は前日比マイナス圏に沈み、その後も次第に水準を切り下げる展開に。後場に入るとトランプ大統領の側近だったフリン米大統領補佐官の辞任が伝わったことで全般相場は先物主導で一段安。さらに終盤になって下げ幅を広げ、日経平均は結局きょうの安値圏で着地した。きょう、あすの日程でイエレンFRB議長の上院、下院での議会証言が行われる見通しにあり、これを見極めたいとの思惑も持ち高を減らす動きにつながった。

 個別では、決算発表を延期した東芝<6502.T>が大商いのなか急落、ニコン<7731.T>は値下がり率トップに売り込まれた。アシックス<7936.T>、ネクスト<2120.T>が大幅安となったほか、ブイ・テクノロジー<7717.T>も大きく利食われた。NTT<9432.T>が軟調、キーエンス<6861.T>ファナック<6954.T>も安い。パイオニア<6773.T>が売られ、塩野義製薬<4507.T>も下落した。

 半面、ミネベアミツミ<6479.T>が上昇、三井金属<5706.T>も物色人気となった。U-NEXT<9418.T>アルバック<6728.T>がストップ高に買われ、オハラ<5218.T>やオプトホールディング<2389.T>も引けは若干緩んだものの、一時値幅制限いっぱいまで上値を伸ばした。市光工業<7244.T>が上昇、日本農薬<4997.T>も買われた。北越紀州製紙<3865.T>も大幅高となった。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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