横ばいトレンド入りで、今後はどう動く【2017/2/13/-02/17】

著者:横山利香
投稿:2017/02/12 08:29

レンジブレイクをフォロー戦略

日経平均株価は1万9,000円を挟んで小動きの展開が続きましたが、10日の日米首脳会談への思惑からか、10日は1万9,378.93円と400円超の大幅上昇で取引を終えました。
前回「下値支持線は切り下げており、もみ合いに移行した可能性がある」と解説しました。
株価はもみ合いレンジ内の動きにとどまったため、想定レンジの範囲内の動きの一週間でした。

NYダウは20,000ドル超で、新値追いの動きです。
ドル円相場は小動きです。

気になるのは、日経平均株価の今後の動きです。

株価チャートを見る限りでは、もみ合いレンジの中での小動きが続いており、横ばいトレンドに移行したと考えられます。10日はギャップアップしたため、窓が空きました。窓の埋め方にも注目でしょう。引き続き外部環境に左右される状況が続くかもしれません。
短期的なレンジの上値は1万9,600円、下値は1万8,700円、それぞれプラスマイス150円とします。
横ばいトレンドの場合、いずれどちらかにブレイクします。レンジ内での短期売買に徹し、レンジブレイクにトレンドフォローが良いでしょう。
横山利香
認定テクニカルアナリスト(CFTe)
配信元: 達人の予想