東京株式(大引け)=96円高、円高一服を背景に主力株中心に買い戻される

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/02/08 15:44
 8日の東京株式市場は前日の米株高と為替の円高一服を背景に買い戻される展開となった。ただ、全般薄商いのなかで上値の重さも意識された。

 大引けの日経平均株価は前日比96円82銭高の1万9007円60銭と反発。東証1部の売買高概算は16億4171万株、売買代金概算は1兆9826億4000万円。値上がり銘柄数は1287、対して値下がり銘柄数は585、変わらずは130銘柄だった。

 きょうの東京市場は、前日の米国株市場でナスダック指数が過去最高値で引けたほか、NYダウも取引時間中に最高値を更新するなどリスク選好ムードのなかで始まった。しかし、10日の日米首脳会談を控えて積極的に上値を買い進む動きもみられず、買い一巡後は値を消し、日経平均は前引け時点ではマイナス圏に沈んでいた。後場に入ると好調な企業業績を拠りどころに再び買い優勢となり、引け際に一段高、ほぼ高値引けで日経平均は終値で1万9000円台を回復している。もっとも物色意欲は盛り上がりを欠いており、売買代金は活況の目安とされる2兆円台を7日ぶりに下回った。

 個別では、三井物産<8031.T>三菱商事<8058.T>など総合商社が堅調、ファナック<6954.T>もしっかり。信越化学工業<4063.T>も買いが先行した。エスクリ<2196.T>がストップ高で買い物を残したほか、日本曹達<4041.T>も活況高。大陽日酸<4091.T>も物色人気となった。ヨコオ<6800.T>が値を飛ばし、新電元工業<6844.T>山一電機<6941.T>なども大きく買われた。マブチモーター<6592.T>SCREENホールディングス<7735.T>なども上昇した。

 半面、ブイ・テクノロジー<7717.T>が軟調、クラレ<3405.T>も大きく下落した。横河電機<6841.T>が急落したほか、NTTデータ<9613.T>も売られた。丸一鋼管<5463.T>ライト工業<1926.T>なども安い。ハーツユナイテッドグループ<3676.T>が大幅安となったほか、島津製作所<7701.T>も値を下げた。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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