カシオが3日続落、第3四半期はデジタルカメラなど苦戦し営業利益4割減

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/02/02 10:29
 カシオ計算機<6952.T>が3日続落。1日取引終了後、17年3月期第3四半期累計(16年4~12月)の連結決算を発表し、売上高は2325億8100万円(前年同期比11.2%減)、営業利益は203億7500万円(同39.1%減)、最終利益は106億3400万円(同57.1%減)と、大幅な減益となったことが嫌気されている。

 腕時計や電卓は順調に推移するも、楽器は品質問題による生産の遅延で苦戦した。また、競争の激化によりデジタルカメラも低迷した。さらに、システム事業で構造改革の影響があり、減益を余儀なくされた。

 なお、通期業績予想は従来見通しを据え置き、売上高3300億円(前期比6.3%減)、営業利益305億円(同27.7%減)、最終利益180億円(同42.3%減)を見込んでいる。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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