レーザーテックが急反発、１７年６月期営業利益・配当予想を上方修正

　レーザーテック<6920.T>が急反発し昨年来高値更新となっている。１月３１日の取引終了後、１７年６月期の連結業績予想について、営業利益を３７億円から４２億５０００万円（前期比４．０％減）へ、純利益を２６億５０００万円から３０億円（同７．０％減）へ上方修正したことが好感されている。

　製品売り上げが一部翌期に持ち越される見通しとなったため、売上高は１７１億円から１６６億円（同８．６％増）へ下方修正したが、研究開発費をはじめとする固定費の抑制と為替変動の影響が利益を押し上げるとしている。

　また、業績予想の修正に伴い、従来４２円を予定していた期末一括配当を５円増額して４７円（前期５１円）に引き上げるとあわせて発表しており、これも好材料視されているようだ。

　なお、同時に発表した第２四半期累計（１６年７～１２月）決算は、売上高８８億１０００万円（前年同期比３１．６％増）、営業利益２６億９９００万円（同２．１倍）、純利益１９億３８００万円（同２．１倍）だった。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）