地銀株が安い、ふくおかと十八銀の経営統合延期観測に警戒感◇

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/01/18 12:25
 静岡銀行<8355.T>七十七銀行<8341.T>八十二銀行<8359.T>といった地銀株が安い。昨年4月に横浜銀行と東日本銀行が経営統合し誕生したコンコルディア・フィナンシャルグループ<7186.T>も売られている。

 18日付の日本経済新聞は、「ふくおかフィナンシャルグループ<8354.T>十八銀行<8396.T>の今年4月に予定していた経営統合を半年延期する」と伝えた。両行の経営統合により長崎県内の融資シェアが高まることから、公正取引委員会が待ったをかけたとみられている。地銀が地盤とする地域の人口減少や産業の停滞などを背景に、地銀各行間での経営統合が相次いでいるが、今回の公取委の姿勢を受け、地銀業界再編の動きに水が差されることが警戒されている。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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