アクトコール、前期経常を41%下方修正

配信元:株探
投稿:2016/12/30 15:30
 アクトコール <6064> [東証M] が12月30日大引け後(15:30)に業績修正を発表。16年11月期の連結経常利益を従来予想の4億円→2.4億円(前の期は5.6億円)に40.9%下方修正し、減益率が28.6%減→57.8%減に拡大する見通しとなった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した6-11月期(下期)の連結経常利益も従来予想の3.3億円→1.6億円(前年同期は7.2億円)に49.8%減額し、減益率が54.3%減→77.1%減に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 平成28年11月期における連結売上高につきましては、3,857百万円を予定しておりましたが203百万円増加の4,061百万円となる見込みです。これは、主に、当社グループの既存事業である、住生活関連総合アウトソーシング事業における緊急かけつけ等会員制サービスの会員数、不動産総合ソリューション事業におけるサービスオフィス事業の契約件数および決済ソリューション事業における家賃収納代行サービスの契約件数が堅調に推移したこと、また、M&Aによって飲食事業をグループ化したことによります。しかしながら利益面につきましては、前回予想を下回り、営業利益は185百万円減少の240百万円、経常利益は166百万円減少の240百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は123百万円減少の143百万円となる見通しであります。営業利益及び経常利益については、既存事業はほぼ計画通り推移したものの、不動産総合ソリューション事業におけるRE/MAX JAPAN(株式会社kidding)の立ち上げ、その他事業におけるAI研究開発等の事業化(株式会社ジーエルシー)および飲食事業規模拡大のための新店舗オープン(株式会社ヒトビト)等、中長期の企業価値向上を目指した新規・成長領域への事業進出のための先行投資により、人件費をはじめとした販売費及び一般管理費が膨らんだことによるものです。親会社株主に帰属する当期純利益については、上記要因に加えて、下記のとおり特別損失84百万円を計上するため前回予想を下回る見込みとなりました。
配信元: 株探

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