グランが続急伸し約７カ月ぶり年初来高値更新、１６年１２月期業績・配当予想を上方修正

　グランディーズ<3261.T>が続急伸し、５月１６日に付けた年初来高値１１４５円を約７カ月ぶりに更新している。２６日の取引終了後、１６年１２月期の単独業績予想について、売上高を１９億円から１９億４３００万円（前期比１４．６％増）へ、営業利益を２億４５００万円から２億９５００万円（同３０．５％増）へ、純利益を１億５０００万円から１億８５００万円（同３２．１％増）へ上方修正したことが好感されている。

　主力の建売住宅販売や投資用不動産販売が堅調に推移したことが業績を引き上げた。また、用地費や建設費の抑制による収益性の改善や、粗利益率の高い不動産仲介手数料収入の計上、さらに販売費の削減などが寄与した。

　また、業績予想の修正に伴い、従来１０円を予定した期末一括配当について、２０円に引き上げるとあわせて発表したことも好材料視されている。１１月２２日に創業１０周年を迎えたのを記念して、記念配当１０円を実施するという。なお、前期実績の１０円に対しては１０円の増配となる予定だ。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）