マーチャントが急反騰、介護ロボット開発のイデアクエスト株の取得を検討

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/12/20 09:16
 マーチャント・バンカーズ<3121.T>が急反騰。19日の取引終了後、少子高齢化社会に対応した福祉・医療機器の研究開発を行うイデアクエスト(東京都大田区)の株式取得を検討していると発表しており、これを好材料視した買いが入っている。

 先月に株式を取得したIVホールディングス(東京都千代田区)に続き、介護ロボット事業の拡大の一環として株式取得を検討している。イデアクエストは慶応義塾大学発のベンチャーで、非接触・無拘束ベッド見守りシステム「OWL SIGHT(アウルサイト)」が主力。IVホールディングスの見守り型介護ロボットが、被介護者への声がけ機能やナースコールとの連動を特徴とし、汎用性の高いシステムを、より導入しやすい形で提供しているのに対し、イデアクエストは人の身体に触れることなく、その人の姿勢や呼吸情報、器官の動きを知ることができる技術をベースに、乳幼児の見守りや、対象者の個別の病状に合わせた見守りなど、より専門性の高い見守りシステムを提供しているのが特徴だという。なお、17年3月期業績への影響は軽微としている。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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