【売り】㈱アイレックス（6944）一時26％超の急騰で過熱感漂う。今後の下落に注意= フェアトレード 西村剛

■注目銘柄：【売り】㈱アイレックス（6944）

産業用プリント配線板製造業としてスタート、現在は情報・通信制御システムを始めとするソフトウェアの設計、開発、評価、検証、運用・保守業務を行うとともに、新規事業としてICTソリューション、ヘルスケアソリューション、セキュリティソリューション事業へも参入している。

■注目理由
11月11日に決算を発表。
平成29年3月期第2四半期（平成28年4月1日～平成28年9月30日）の業績は、前年同期比で売上高+8.0％、経常損益は70百万円で黒字転換となっており好調だ。
通期計画に対する進捗率は5年平均の30.8％をやや下回る30.4％となっている。

一方でチャートを見ると、株価は一時、16日終値の161円から約26％超の急騰となる204円まで達する場面も見られたがその後は下落に転じている。
ローソク足が長い上ヒゲを伸ばしており売り圧力の強まりが伺えるので、今は様子見しておくのが無難だろう。
空売りできない場合も、利益確定の良い頃合いと考えられる。

今から追いかけ買いするのは危険か。