【売り】㈱日本一ソフトウェア(3851)6日続伸で株価は約2倍に膨らむが、既に売り優勢か。短期的な軟調傾向に注意= フェアトレード 西村剛

著者:西村剛
投稿:2016/12/14 18:58

■注目銘柄:【売り】㈱日本一ソフトウェア(3851)

RPG「ディスガイア」シリーズなどを製作するゲームソフトメーカー。

■注目理由
11月11日に決算を発表。
平成29年3月期第2四半期(平成28年4月1日~平成28年9月30日)の業績は、前年同期比で売上高+35.7%、経常損益は+340.4%となった。
通期計画に対する進捗率は170.6%とすでに上回り、さらに5年平均の64.0%も超え、好調だ。

一方でチャートを見ると、株価は7日終値の695円から13日終値の1320円まで約2倍に上昇。
13日時点で6日続伸となっているが、この日は日証金が14日約定分から、制度信用取引の新規売りおよび買いの現引きに伴う貸借取引の申し込み停止措置を発表している。(出典:2016年12月14日 株経ONLINE)
14日はさらに値上がりし一時1580円をつける場面も見られたが、その後は上昇が止まっており売り圧力が強まっていると考えられる。
そろそろ利益確定が先行する可能性も考えられるので、今は様子見しておくのが無難だろう。空売りできない場合も、利益確定の良い頃合いと考えられる。
また12月13日終値時点でPERは50.52倍、PBRは271倍となっており、割高感がある。
今から追いかけ買いするのは危険か。
西村剛
フェアトレード株式会社 代表取締役
配信元: 達人の予想

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