丹青社が５連騰、市場環境良好受け１７年１月期業績・配当予想を上方修正

　丹青社<9743.T>が５連騰。前週末９日の取引終了後、１７年１月期の連結業績予想について、売上高を６９８億円から７０８億円（前期比４．７％増）へ、営業利益を３４億円から３８億円（同１８．１％増）へ、純利益を２３億円から２５億５０００万円（同４１．８％減）へ上方修正したことが好感されている。

　ディスプレー業界の良好な市場環境を背景に、商業その他施設事業、チェーンストア事業、文化施設事業の各セグメントとも堅調に推移していることが要因という。また、業績予想の修正に伴い、従来１０円を予定していた期末配当を１２円に引き上げるとあわせて発表したことも好材料視されているようだ。これにより、年間配当は２２円（従来予想２０円）を予定している。

　なお、第３四半期累計（２～１０月）決算は、売上高５４９億２７００万円（前年同期比１４．０％増）、営業利益３７億２０００万円（同５１．４％増）、純利益２５億１３００万円（同３５．１％減）だった。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）