【売り】金ブル<2036>岡安商事・玉川博一

著者:玉川博一
投稿:2016/11/28 10:19

米長期金利上昇、株高、金ETF減少で弱基調が続く。

米長期金利とNY金価格
週末25日のニューヨークの金先物相場は、株高やドル高基調を背景に売りが加速、続落しました。
中心限月12月物は前営業日比10.90ドル安の1オンス=1178.40ドルで終了しました。
米株式相場が4営業日連続で取引時間中の史上最高値を更新し、リスクオンムードから、安全資産の金は売りが先行しました。また米長期金利が2.37%まで上昇(前月末から+0.536%)、金利をうまない金にはネガティブとなっています。

SPDR金ETF残高は今月に入って57.55トンの急減、資金流出が続く。

SPDR金ETFとNY金価格
25日現在のSPDR金ETF残高は885.04トンと今月に入って57.55トンの急減となっており、資金流出が続いています。
米長期金利上昇、株高、金ETF減少で弱基調がしばらく続くものと思われます。
よって金関連ETF、投信などは、売り方針で。
玉川博一
岡安商事 (株)商品アナリスト
配信元: 達人の予想

関連銘柄

銘柄名称 株価 前日比
58,170.0
(06/07)
+80.0
(+0.13%)