変化の起こりやすい時間帯
「満月は荒れる」と言われるが、68年ぶりに超接近したスーパームーン(11月14日)に、ドル円は200日移動平均線を明確に上抜いて上げ加速。NY金は暴落した。ドル円は大統領選挙開票時に付けた101円台(11月9日)から、スーパームーンを経て、109円台(11月16日)まで1週間で急騰したが、そろそろ満月も欠け始めてきた。「おごるなよ、円い月夜もただ一夜」の格言通り、トランプショックで荒れた気持ちも落ち着きを見せ始める頃だ。熱狂は長くは続かない。2015年6月高値~2016年6月安値までの下げ幅に対する38.2%戻しと重なる52週移動平均線まで値を戻しており、達成感も出やすい水準だ。
一目均衡表(日足)では、変化の起こりやすい雲のねじれの時間帯にも差し掛かっており、心理的節目110円を前に付けた16日の十字線高値を、早々に上抜けなければ、トレンド転換の可能性が高まる。200日移動平均線が下値支持。既に、ドルと逆相関のNY金はスーパームーンに底値を付けて切り上がり始めている。
一目均衡表(日足)では、変化の起こりやすい雲のねじれの時間帯にも差し掛かっており、心理的節目110円を前に付けた16日の十字線高値を、早々に上抜けなければ、トレンド転換の可能性が高まる。200日移動平均線が下値支持。既に、ドルと逆相関のNY金はスーパームーンに底値を付けて切り上がり始めている。