◆相場格言でも申・酉騒ぐ。来年の酉年も騒がしい1年になる。
※11/13 誤字修正
今週は、東京で冬の訪れを告げる「木枯らし1号」が観測された。
11月も早いもので中旬、ずいぶんと寒くなってきたものだ。
米大統領選で予想を覆して勝利した「トランプ氏」。あれだけ沢山の人口や人種がいて自由の象徴であるアメリカだが、国民の所得格差が彼に期待と希望を託した結果だと思う。
氏の悪い部分を挙げればキリがないのだが、「孫正義」が日本の総理大臣になったと考えれば、経済やマーケットにとってはプラスのイメージも湧くことだろう。ネガティブになり過ぎないのが一番だ。
それにしても今年は、「まさか」続きの一年間。
まさか、イギリスがEUを離脱するとは!
まさか、クリントン氏が負けるとは!
せめてトランプ次期大統領が就任する1月20日までは穏やかに過ごしたいところだが、日程を見る限りは難しい。
12月には利上げが控えており、新興市場では散々噂され続けていたZMPが上場。これだけでもお腹いっぱいだ。
相場格言でも申・酉騒ぐ。
申年が過ぎても来年の酉年も騒がしい1年になるのは、今からわかっている。
また、年末にかけて翌年の「干支銘柄」が物色されることも、毎年の風物詩としてよく知られている。
酉年の筆頭候補と言えば(6363)酉島製作所だが、他にも(2587)サントリーに(3397)トリドール、(3193)鳥貴族と「トリ」が付く企業は多数ある。
業績面の良い銘柄であれば、干支物色に期待して保有してみても面白いのではないだろうか。
◆週明け相場もやはり「ロシア関連」か?
週明けは重要イベントを通過したことで、投資家のリスクオン姿勢が強まるものと見ている。
3月期企業の決算は終盤を迎えるが、発表された内容は想定よりも良好なものが多く、指数の上昇に併せて業績の見直し買いが期待できそうだ。
また、個人的にはロシア関連銘柄が相場を作ると考えている。
来月15日にプーチン大統領の訪問が予定されているだけでなく、トランプ次期大統領とプーチン大統領の関係が良好なことも、ロシア関連に関心が向きやすい要因だ。
「本命」については(9380)東海運と、過去のコラムで紹介した(4616)川上塗料も動意づいてくるかと見ている。
まだ他にもロシア関連の個別株の動きは注視しており、今後の時期とタイミングが合えば出したいと考えているので、お楽しみに。
★個人的に気になる銘柄
(6742)京三製作所
今週は、京三製作所に注目したい。
同社は、信号大手の一角、鉄道信号が主力で半導体応用機器に注力している会社。
「東京メトロ」がホームドアの設置計画の前倒しを発表したが、銀座線では各駅の設置計画を最大10か月前倒しする予定だ。
さらに、2019年度までに東西線と半蔵門線の13駅にも設置する事が決まった。
17年3月期の中間決算時点では25.56億円の営業赤字としているが、四季報予想の30億円の赤字と比較すると赤字幅は小さく、業績面に対する見直し買いも見込める銘柄だ。
本村
今週は、東京で冬の訪れを告げる「木枯らし1号」が観測された。
11月も早いもので中旬、ずいぶんと寒くなってきたものだ。
米大統領選で予想を覆して勝利した「トランプ氏」。あれだけ沢山の人口や人種がいて自由の象徴であるアメリカだが、国民の所得格差が彼に期待と希望を託した結果だと思う。
氏の悪い部分を挙げればキリがないのだが、「孫正義」が日本の総理大臣になったと考えれば、経済やマーケットにとってはプラスのイメージも湧くことだろう。ネガティブになり過ぎないのが一番だ。
それにしても今年は、「まさか」続きの一年間。
まさか、イギリスがEUを離脱するとは!
まさか、クリントン氏が負けるとは!
せめてトランプ次期大統領が就任する1月20日までは穏やかに過ごしたいところだが、日程を見る限りは難しい。
12月には利上げが控えており、新興市場では散々噂され続けていたZMPが上場。これだけでもお腹いっぱいだ。
相場格言でも申・酉騒ぐ。
申年が過ぎても来年の酉年も騒がしい1年になるのは、今からわかっている。
また、年末にかけて翌年の「干支銘柄」が物色されることも、毎年の風物詩としてよく知られている。
酉年の筆頭候補と言えば(6363)酉島製作所だが、他にも(2587)サントリーに(3397)トリドール、(3193)鳥貴族と「トリ」が付く企業は多数ある。
業績面の良い銘柄であれば、干支物色に期待して保有してみても面白いのではないだろうか。
◆週明け相場もやはり「ロシア関連」か?
週明けは重要イベントを通過したことで、投資家のリスクオン姿勢が強まるものと見ている。
3月期企業の決算は終盤を迎えるが、発表された内容は想定よりも良好なものが多く、指数の上昇に併せて業績の見直し買いが期待できそうだ。
また、個人的にはロシア関連銘柄が相場を作ると考えている。
来月15日にプーチン大統領の訪問が予定されているだけでなく、トランプ次期大統領とプーチン大統領の関係が良好なことも、ロシア関連に関心が向きやすい要因だ。
「本命」については(9380)東海運と、過去のコラムで紹介した(4616)川上塗料も動意づいてくるかと見ている。
まだ他にもロシア関連の個別株の動きは注視しており、今後の時期とタイミングが合えば出したいと考えているので、お楽しみに。
★個人的に気になる銘柄
(6742)京三製作所
今週は、京三製作所に注目したい。
同社は、信号大手の一角、鉄道信号が主力で半導体応用機器に注力している会社。
「東京メトロ」がホームドアの設置計画の前倒しを発表したが、銀座線では各駅の設置計画を最大10か月前倒しする予定だ。
さらに、2019年度までに東西線と半蔵門線の13駅にも設置する事が決まった。
17年3月期の中間決算時点では25.56億円の営業赤字としているが、四季報予想の30億円の赤字と比較すると赤字幅は小さく、業績面に対する見直し買いも見込める銘柄だ。
本村