<2897>日清食品ホールディングス 短期リバウンド狙い
<会社概要>
即席ラーメンの先駆者。カップ麺は06年明星食品子会社化で国内シェア5割超。袋麺も首位級
<ここに注目!>
トランプ大統領の誕生により急激な円安に動いたため、内需系の銘柄が大きく売られています。
短期的には売られ過ぎの位置にあるため、今週は適性位置への戻りが見られるでしょう。
<テクニカル分析> ☆☆☆☆☆ (5点満点中)
・高値6430円から直近安値5300円まで-17%近く下げています。
短期的には下げすぎており、底値圏を示す下値抵抗ラインが5800円にありますが、それよりもさらに下に割り込んでいるため、売られ過ぎの状態です。
・直近6カ月で5200円~5300円まで下げた場面が4回ありましたが、そこから反発して戻しているため、この近辺が底堅く強い抵抗ラインとなっています。
・下値抵抗ラインが5800円で、この位置でもまだ割安な水準にありますが、短期的なリバウンドがあればここまでは早く戻しやすい位置にあります。
・現在の価格から見たおおよその狙いどころは以下のようになります。
仕掛け(買い)の目安:5500~5600円 (過去の反発ライン)
仕掛け(売り)の目安:5800~5900円 (直近6カ月でみた下値抵抗ライン)
<まとめ>
内需系の特に食品関係の銘柄は軒並み売られていますが、短期的には売られ過ぎの水準にあります。
大統領選挙後はまだボラティリティが高く値動きが荒いため、このような安い水準まで売られていますが、徐々に落ち着き、適性位置まで戻ってくるでしょう。
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