海洋掘削が底堅さ発揮、WTI原油1カ月ぶり安値圏もアラブの油田工事受注で押し目買い誘う

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/11/04 09:10
 日本海洋掘削<1606.T>が軟調も底堅さを発揮している。世界的にリスクオフの流れにあるなかで原油市況も下値模索の動きを強めている。2日に発表された週間の米石油在庫統計で原油在庫の急増が確認され、北米指標であるWTI原油先物価格は1バレル=45ドル台を割り込み、一時約1カ月ぶりの安値をつけた。これを受けてエネルギー関連株全般には逆風環境にさらされている。

 しかし、同社は2日、アラブ首長国連邦のブンドク社からエル・ブンドク油田の掘削工事契約を締結したことを発表。同社のジャッキアップ型リグ「SAGADRIL-1」による掘削業務を行い、12月中旬の作業開始を予定しており、これによる業容拡大効果に期待した買いが下値を支えるかたちとなっている。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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