JAL、国内・国際線の旅客単価減で17年3月期業績を下方修正

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/10/31 18:07
 JAL<9201.T>は31日取引終了後、17年3月期の連結業績予想の修正を発表。売上高を1兆3430億円から1兆2800億円(前期比4.2%減)へ、営業利益を2010億円から1700億円(同18.7%減)へ、最終利益を1920億円から1610億円(同7.7%減)へ下方修正した。

 想定為替レートを円高に見直したほか、燃油市況の前提を引き上げた。また、国際線旅客需要および単価と国内線旅客単価がそれぞれ想定を下回ることが響くとしている。

 あわせて発表した第2四半期累計の連結決算は売上高6519億2800万円(前年同期比5.2%減)、営業利益924億4200万円(同23.0%減)、最終利益714億500万円(同30.9%減)だった。

 同時に、上限を1500万株(発行済み株式数の4.1%)または300億円とする自社株買いを発表した。取得期間は11月1日から来年3月31日まで。資本効率の向上および株主還元の拡充を図るためとしている。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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