米系大手証券、CAT7~9月期決算:決算値、内容共に日本メーカーにややネガティブと見る
JPモルガン証券は26日付のリポートで、米建設機械大手キャタピラーの7~9月期決算の内容と日本の同業メーカーへの影響について、以下のような見解を掲載している。
建機大手キャタピラーが25日に発表した16年第3四半期(7~9月)決算は、EPSは当社および市場予想を上回ったが、売上高は同予想を下振れて着地した。16年通期予想は、3四半期連続で下方修正されている。コマツ<6301.T>や日立建機<6305.T>へのインプリケーション(結果としての影響)は、ややネガティブと見る。
17年の売上見通しは、前年比横ばい、上期は前年比減少トレンドが続き、下期からマイニング(鉱山機械)中心に売上が安定するとの見方が示された。当社は、中国の建機市場において、需要改善を見る一方、足もとの北米を中心とした建機や鉱山機械の新車売上、受注、稼働率の低迷から、17年下期回復のビジビリティ(透明度)は現時点では高くないと見る。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
建機大手キャタピラーが25日に発表した16年第3四半期(7~9月)決算は、EPSは当社および市場予想を上回ったが、売上高は同予想を下振れて着地した。16年通期予想は、3四半期連続で下方修正されている。コマツ<6301.T>や日立建機<6305.T>へのインプリケーション(結果としての影響)は、ややネガティブと見る。
17年の売上見通しは、前年比横ばい、上期は前年比減少トレンドが続き、下期からマイニング(鉱山機械)中心に売上が安定するとの見方が示された。当社は、中国の建機市場において、需要改善を見る一方、足もとの北米を中心とした建機や鉱山機械の新車売上、受注、稼働率の低迷から、17年下期回復のビジビリティ(透明度)は現時点では高くないと見る。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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